朝起きたら発疹が…トコジラミに刺されたらやるべき3つのこと
コロナ禍での行動制限が緩和されたことによって、日本でのトコジラミ被害のニュースを目にすることが多くなりました。しかし、トコジラミに刺されたらまず何をすれば良いのか、正しく理解している人はそれほど多くはないかもしれません。
ここでは、トコジラミに刺された時の対処法やトコジラミ駆除の方法について詳しくご紹介します。
トコジラミに刺されたらまずやるべきこと
トコジラミに刺されると、かゆみや発疹などのアレルギー反応が起こることがあります。もしトコジラミに刺された場合、以下の手順を迅速に行いましょう。
1. 刺された部位を清潔にする
トコジラミに刺されたら、まず刺された部位を刺激の弱い石鹸とぬるま湯で、優しく洗いましょう。刺された部位の清潔さを保つことで、細菌が入って皮膚が化膿してしまうのを防ぐことができます。
洗った後は、柔らかいタオルで軽く押さえて水分を取り除きます。
2. 刺された箇所を冷やす
かゆみや腫れがひどい場合は、症状を軽減するために、刺された箇所を冷やしましょう。氷や冷却ジェルパックなどを包んだ布で冷やすと効果的です。
ただし、直接肌に触れないようにし、冷やしすぎには注意が必要です。数分間冷やした後は、休憩を挟んで再度冷やしてください。
刺された部位をかきむしったり、患部をこすったりしないようにしてください。かゆみを抑えるためについ掻きむしりたくなってしまいますが、そうすることで皮膚の炎症を引き起こす可能性があります。小さいお子さんなど、どうしてもかきむしってしまうようであれば清潔なガーゼや包帯で保護しましょう。
3. 医師の診察を受ける
トコジラミに刺された場合、我慢できる程度の痒みであれば、放置していても問題ありません。次第に症状は軽快していきます。しかし、痒みが強く生活に支障をきたしている場合や、腫れや痛みが強くなっている場合には、医師の診察を受けることが重要です。医師は適切な処置や、必要な薬物療法を提案してくれます。
薬物治療の場合、ステロイド軟膏や抗ヒスタミン薬の内服薬が処方されることが多いようです。医師の指示に従って処方された薬を使っていれば、放置しているよりも早く症状が治まる可能性が高まります。
痒み以外に発熱や吐き気などの症状が出ている時には、すぐに病院で診察を受けてください。
トコジラミに刺されたら、早期駆除が重要
トコジラミに刺されたことによる痒みは、時間の経過、そして薬を使うことによって次第に良くなっていきます。しかし問題は、トコジラミが自然にいなくなることはないということ。トコジラミの被害に遭ったということは、家のどこかでまだトコジラミが生息し、繁殖を続けているのです。
トコジラミは非常に繁殖力が高く、一度発生すると恐ろしいスピードで増殖していきます。もう二度とトコジラミの被害に遭わないには、早期の駆除が必要です。
刺された箇所を冷やしたり、抗ヒスタミン剤を使用して症状を緩和するのは一時的な対策です。根本的な解決を図るためには、トコジラミの巣や卵を発見し、徹底的に駆除する必要があります。
トコジラミの駆除は、害虫駆除業者への依頼が確実です。専門知識を持ったプロが、効果的な駆除方法で家の中に潜むトコジラミを一掃してくれます。
トコジラミ駆除業者を選ぶポイント
トコジラミの駆除業者を選ぶ際には、まず信頼性のある業者を選ぶことが重要です。業者の専門知識と経験を確認し、トコジラミに関する豊富な知識と実績があるかを調べましょう。
また、施工保証も重要なポイントです。業者が提供する施工保証の内容を確認し、駆除後の再発や問題に対応してくれるかどうかを確認してみてください。
見積もりと料金に関しては、複数の業者から見積もりを取り、料金とサービス内容を比較することが重要です。ただし、安価な料金だけにとらわれず、駆除の効果やアフターケアの充実度も考慮しましょう。
最後に、業者の対応も重要な要素です。こちらからの質問や要望に対して、丁寧で迅速な対応、明確な回答ができる業者を選ぶと安心してお任せできます。