トコジラミってどんな害虫なの?実際の映像でその姿を撮影した様子
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刺されると体に赤い湿疹が出来て強い痒みを伴うトココジラミ(南京虫)。
トコジラミ(南京虫)は人間の血を餌にしている害虫です。
刺されると強い痒みがあり、屋内に発生するととても困った事になります。
ここではトコジラミ(南京虫)の実際の姿を、動画等を使って御紹介しましょう。
とても小さな虫ですが、繁殖力が強く、早期の駆除をするべき害虫です。
痒い害虫・トコジラミの姿
トコジラミ(南京虫)は、成虫の体長が5~8ミリ・幼虫は1~2ミリの小さな虫です。
体の形は楕円形で、色は赤茶色。羽根はなく、通常の状態では扁平ですが、人間の血を吸った後は丸く膨らみます。
吸血後は血のせいで体長が1.5倍まで大きくなりますが、それでも1ミリちょっとの大きさなので肉眼で見つける事はなかなか難しいでしょう。
卵は約1ミリで、孵化までにかかる期間はわずか5~11日間程度。
孵化した幼虫は約1か月で成虫になります。
ちなみにトコジラミ(南京虫)の幼虫と成虫はほぼ同じ形をしており、またメスはオスよりやや大きい傾向にあります。
トコジラミ(南京虫)は、シラミではなく「カメムシ目」の害虫
「トコジラミ(南京虫)」はカメムシ目に分類される昆虫です。
名前に「シラミ」とついているので、シラミ類かと思いますが、セミやカメムシと同じカメムシ目。
そのためトコジラミ(南京虫)は、人間にふれられたり刺激を与えられたりすると、カメムシと同じように悪臭を出します。
またトコジラミ(南京虫)は動きが非常に素早い害虫で、飢餓にも強く、吸血しない状態でも2年近く生存した例もあるそうです。
生命力の強い虫のため、屋内で発生すると駆除が終了するまでに長い時間がかかります。
しかも近年は日本でも駆除依頼が急激に増えており、もはや一刻の猶予もないほどに繁殖がひろがっている状況です。
トコジラミ(南京虫)らしい虫を見たら、専門家に駆除の相談を!
トコジラミ(南京虫)は、昼間は物陰に潜み夜になると出てきて眠っている人間を吸血します。明るい場所でトコジラミ(南京虫)を見る事は少ないかもしれませんが、動画のような姿の赤茶色の虫を見たり、夜間に虫に刺されたような赤い湿疹が繰り返し発生したりする場合は、トコジラミ(南京虫)が発生している可能性があります。
トコジラミは、清潔にしていても屋内に入り込まれたら繁殖する害虫です。
本格的な繁殖が始まると被害が大きくなりますので、疑わしい虫を見つけたら早めに専門家に駆除の相談をしましょう。
「閲覧注意!」
「閲覧注意!」トコジラミの動画