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海外で購入した衣服にトコジラミの卵が孵化

海外で購入した衣服にトコジラミの卵が孵化

楽しい海外旅行では、旅先で購入した衣類はとても良いお土産になります。
しかし時には現地で購入した衣類にトコジラミ(南京虫)の卵が付着している事もあるのです。

卵に気付かずに持って帰ってしまい、自宅で大繁殖してしまった……と言う事態にならないよう、購入後はすぐ衣類を熱処理するといいでしょう。

海外旅行先で購入した衣類にトコジラミ(南京虫)の卵が!

日本や先進国の多くではトコジラミ(南京虫)を見る事が少なくなったと言われていました。
しかし最近はまた世界各国でトコジラミ(南京虫)の被害が増えており、日本でももはや猶予がないレベルの増加傾向にあります。

日本では、海外からの観光客の荷物や海外旅行に持って行ったトランク・衣類、または現地で購入した衣類に卵や成虫が紛れ込んで屋内で繁殖するケースが多いようです。
特に卵の場合はわずか1ミリの大きさの為、衣類に付着していてもすぐに気が付くのは難しいでしょう。
トコジラミ(南京虫)が成虫になっていれば発見できますが、卵や孵化したばかりの幼虫では気付かずに、そのまま現地で買った衣類と共にトコジラミ(南京虫)を自宅に持ち込んでしまう事になるのです。

海外旅行先で購入した衣類は、すぐに熱処理が理想

旅先で衣類を購入した場合は、できれば購入後すぐに「加熱処理」するのが理想です。
トコジラミ(南京虫)は熱に弱い害虫で、ほかの害虫と同じく50度以上の高温が効果的だと言われています。

ですから70度くらいの高温のお湯で衣類を洗濯すれば、繁殖リスクは低くなります。
コインランドリーの乾燥器もかなりの高温になりますから、お湯洗い後に乾燥機にかけるといいでしょう。

またスチーム機能のあるアイロンも効果があり、お湯洗い後に念入りにアイロンをかけて加熱する事でリスクを抑えられます。
ただしこういった熱処理は衣類の素材によっては不可能なことがあります。
レザーやシルクなどデリケートな素材の衣類は熱処理が出来ないので注意が必要です。

アジア・ヨーロッパ・アメリカ、どの旅でもトコジラミ(南京虫)に注意

トコジラミ(南京虫)は人間やモノと一緒に世界中に移動していきます。
ですから世界各国のどこに行ってもトコジラミ(南京虫)と接触してしまうリスクはゼロになりません。

アメリカなどでもホテルやバス、映画館等でトコジラミの被害が発生していますし、アジアやオセアニアでも同じです。
海外旅行先で衣類を購入する場合は、トコジラミ(南京虫)のリスクもあると覚えておきましょう。

頭に入れておくべきトコジラミの基礎知識

トコジラミが生息する場所や、発生原因など、トコジラミに関する基本的な知識をご紹介します。

そもそもトコジラミとは?

トコジラミとは、カメムシ目トコジラミ科に属する小型の昆虫です。体長はわずか数ミリメートル程度で、茶色または黒っぽい色をしています。細長い体形をしており、一見するとシロアリに似た姿をしていることがありますが、トコジラミは体の断面が丸い点が特徴的で、シロアリとは区別できます。

トコジラミが日本でよくみられるようになったのは、2000年代後半頃。1950年〜60年代にかけて、強力な殺虫剤が使用され一時は勢いを失ったトコジラミですが、2000年代に入り、海外旅行者や海外からの招待客が急増したことに伴い、トコジラミも日本に持ち込まれるようになったと考えられています。近年では、日本国内でもトコジラミ駆除の専門業者が増え、対策方法が確立されてきていますが、未だに日本全国でトコジラミが発生しているとされています。

トコジラミが好む場所

トコジラミは、人間の血液を主な食物としており、夜間に人間の寝床に近い場所で活動し、人間の血を吸って生きています。そのため、寝室やベッド周り、布団などで発生することが多く、特にマットレスや枕などの狭い場所に好んで潜んでいます。また、トコジラミは卵を産み、孵化した幼虫も人間の血を吸って成長するため、トコジラミの発生は急速に増える傾向があります。

その小ささと活動時間帯の夜間活動のため、発見が難しいことがトコジラミの特徴的です。また根絶させるためには薬品などを使用し適切な対処をする必要があるため、自己処理は難しく、専門業者のサービスを利用することが一般的です。

発生原因と被害

トコジラミの発生原因としては、人の移動や宿泊などによる移動が挙げられます。特に、海外旅行から帰国した際や、海外からの招待客が宿泊することで、トコジラミが持ち込まれることがあります。また、古い建物や部屋に多く発生する傾向があるため、長期間空いていた部屋や古い建物には特に注意が必要です。

トコジラミの被害としては、刺されたときにかゆみが生じることが挙げられます。また、トコジラミは繁殖力が高く、数が増えると対処が困難になることがあります。さらに、トコジラミが住み着いた家具やベッドを処分する必要が生じるため、費用がかかることもあります。

トコジラミの被害を防ぐために

トコジラミの被害を受けないために、今日からすぐに始められることを解説します。

衣類や寝具の洗濯・乾燥

トコジラミは、衣類や寝具などに産卵し、孵化した幼虫が吸血して成長するため、衣類や寝具を定期的に洗濯・乾燥することが大切です。特に、外出先から帰ったらすぐに衣類を洗濯するなど、早めの対応が必要です。

家具の清掃

トコジラミは、家具の隙間や繊維の間に潜り込んで生息することがあります。そのため、家具の隙間や裏側なども含めて、定期的に清掃することが必要です。また、隙間に防虫剤を散布するなどの対策も有効です。

空間の掃除・換気

トコジラミは、ホコリやカビのような汚れた環境を好むため、部屋の掃除を定期的に行い、換気もしっかりと行うことが重要です。特に、カーテンや布製品、絨毯などがある場合は、頻繁に掃除することが必要です。

専門業者による駆除

トコジラミは、一度発生すると防除が難しいため、自分で対策を行っても完全に駆除できないことがあります。専門業者は、トコジラミの生態や発生状況を正確に把握し、最適な駆除方法を提供してくれるためおすすめです。

以上のように、トコジラミの防除には、定期的な清掃や換気、防虫剤の使用、専門業者による駆除など、複数の対策が必要です。また、トコジラミによる被害を未然に防ぐためには、早期の発見が重要です。定期的に衣類や寝具、家具などをチェックすることで、トコジラミの発生を早期に発見し、駆除することができます。

ただし、トコジラミは非常に小さく、発見が難しいことがあります。また、トコジラミには殺虫剤への耐性がある種類もあるため、素人が適切な対策を行うことは難しい場合もあります。そのため、駆除を考える場合には、専門業者に相談することをおすすめします。

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