民泊やホテルに発生しやすい害虫と駆除方法
東京オリンピックの開始を見据えて、民泊も本格的に稼働し始めました。
従来からのホテルや旅館と共に、民泊でも害虫発生は大きな問題です。
ここでは「民泊やホテルで発生しやすい害虫の種類と駆除方法」を屋内・屋外の害虫に分けて御紹介しましょう。
宿泊施設で発生する害虫は種類が多いのが特徴です。種類別に適切な駆除を行い、害虫の居ない民泊・ホテルにしましょう。
ゴキブリ・ダニ・チャタテムシ、民泊・ホテル屋内で発生する害虫は多種類!
多数のお客様が宿泊される民泊・ホテルの屋内は、多様な害虫が発生しやすい場所です。
主な害虫としてはゴキブリ・ダニ・チャタテムシ・ハエ等があり、これらの害虫は「民泊・ホテルの敵」と言われています。
日本の家屋内は密閉性が高くて冬も温かい為に、害虫にとっては生息・繁殖に適した場所。その為、冬でも害虫が発生する可能性があり、1年を通して継続的な駆除と予防が重要です。
いずれの害虫に対しても殺虫剤や燻蒸剤が一定の効果を発揮します。
また駆除後も定期的にチェックをして、早めの対策を講じましょう。
なお民泊・ホテルの屋内にはお客様の肌に直接触れる物が多くある為、殺虫剤の使用は避けたいというケースもあります。
その場合は、専門の駆除業者によるスチーム加熱駆除法もあります。
ヤブ蚊・ユスリカ・ムカデ等、屋外の害虫も要注意
ホテル・民泊の場合は、屋外の害虫駆除も必要です。
ヤブ蚊・ユスリカ・ムカデ等が主な害虫で、特にムカデは人を咬むことがありますから早い段階で駆除を始めましょう。
ムカデに咬まれると強い痛みを感じ、稀にアナフィラキシーショックを起こす事もあります。
ムカデの駆除には専用の殺虫剤が効果的です。
ムカデによく似たヤスデは人を咬むことはありませんが、大量発生すると気持ちが悪いと感じる人が多い不快害虫。
ユスリカも人を刺しませんが、蚊柱になるほどに大量発生するので、やはり不快害虫に含まれます。
どちらも殺虫剤を使い、発生を抑えましょう。
ヤブ蚊は屋外の水溜まりで繁殖します。
こちらも殺虫剤が効果的ですが、まず発生源となっている水場を探し、水を排水してしまう事が根本的な対策です。
害虫対策が出来ていないと旅行サイトでマイナス評価
民泊やホテルには多数の宿泊客がやってきます。
害虫が発生し、宿泊客に不快な思いをさせると楽天トラベル、Yahooトラベルなど当の旅行サイトにマイナス評価の口コミが掲載されることになります。
民泊やホテルにとっては大変なダメージです。
民泊やホテルの運営者は発生しやすい害虫の種類と適切な対策について知り、お客様が安心して滞在できるようにしましょう。