自分でもできる部屋の消毒。業者に依頼するメリットとは

新型コロナウイルス感染症の拡大により、各家庭でも、室内の消毒を業者に依頼する人が増えています。

今回は、室内消毒を業者に依頼するメリットや、依頼するタイミングなどを詳しくご紹介します。

部屋の消毒を業者に頼むメリットは？

これまで部屋の消毒は、市販の消毒液などを使ってご自身、または家族で行ってきたという人が多いでしょう。

業者に依頼をすればそれなりの費用がかかりますが、それも超えるメリットがあることも確かです。

室内を確実に消毒ができる

ご自身で行う消毒は、手の届くところが精一杯で、部屋の隅々までしっかりできていると自信を持って言える人は少なくないでしょう。

また、効果が目に見えるものではありませんから、本当に消毒ができているのか不安になってしまうこともありますよね。

消毒を請け負う専門業者は、特殊な器具を使用して薬剤を部屋全体に噴霧します。自分で行うよりも、確実な消毒が可能です。

また専門知識があるため、どんな部分を重点的に消毒すべきかなどのアドバイスを受けることも可能です。

安全性が高い

特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では、薬剤を使った消毒には十分注意しなければいけません。

市販されている薬剤でも、中には扱いに注意しなければいけないものもあります。業者は薬剤の取り扱いを熟知しているため安心して任せられるでしょう。

また薬剤を噴霧する前に養生や梱包などをしっかり行うため、家具などが傷んでしまったり、変色してしまったりするのを防いでくれます。

消毒業者に依頼するタイミングとは

部屋の消毒を業者に依頼する2つのタイミングについて解説します。

予防（感染症に大きな不安がある場合）

室内を満遍なく消毒することは、家族を新型コロナウイルス感染症から守ることにつながります。まだ感染者が出ていない状態でも、もしかしたらどこかにウイルスが潜んでいるかもしれません。

特に家族の人数が多いお宅では、予防の意味を込めて定期的な消毒をしておくと安心です。

感染後（家族が感染した場合）

もし家族内で新型コロナウイルス感染症の陽性者が出た場合、また感染の疑いがある人が自宅を訪れた場合にも、業者への依頼がおすすめです。

一度感染したからと言って、二度目がないとは言い切れません。たとえ症状が改善し陰性の結果が出たとしても、今後家族が安心して生活をするためには、専門知識を持った業者の手を借りるのが良いでしょう。

業者が行う部屋消毒の流れ

まず消毒前の準備として、衣類や布団、電化製品などを中心に、部屋を養生・梱包します。業者が到着する前に、クローゼットなどにしまえるような衣類や、細かなインテリアなどは片付けておくと作業がやりやすくなります。

次に薬剤を部屋全体に噴霧していきます。ドアノブ、壁、床など人が手で触れる部分には、薬剤を直接散布して拭き上げます。

消毒業者選びのポイントは知識・技術力・対応スピード

部屋の消毒を行う業者はたくさんあります。業者を選ぶ際には、知識の豊富さ、技術力、対応の早さをチェックしましょう。

消毒は、その効果が目に見えません。そのため実績が多く専門知識が豊富な業者に依頼したいもの。また、一般家庭はもちろん、オフィスや施設などの消毒の実績が豊富な業者なら、技術力や対応力にも優れているといえます。

さらに、感染症対策にはスピード感が重要です。依頼してから施工までできるだけ早く対応してもらえるかどうかもチェックしたいポイントです。

費用も重要なポイントですが、業者のホームページなどで目安となる金額が示されていても、実際は部屋の広さや感染者の有無、建物の構造などによって前後します。気になる業者を複数見つけたら、相見積もりを取ってみるのがおすすめです。